ESET Internet Securityを使っていて、急にブラウザやWindows Updateが使えなくなった話

2020/11/02ごろ、ブラウザでネットにアクセスしていたのですが、急に接続できなくなるという現象に遭遇しました。


プロバイダへの接続状況、ブラウザだけでなく、SCPやSSHでの接続についても確認したところ、ブラウザとWindows UPdateにのみ問題が発生していることがわかりました。

そこで、セキュリティソフトとして利用しているESET Internet Securityで「WEBとメール」の制限をオフにしたところ、問題が起こらないことに気が付きました。どうも11/02に更新されたESET Internet Securityのモジュールの影響でWEBへのアクセスに問題が発生したようです。


●11/2に更新されたと思われるモジュール情報
検出エンジン: 22250 (20201102)
Rapid Responseモジュール: 17194 (20201102)
詳細迷惑メールモジュールのデータベース: 5910 (20201102)


サポートにチャットで問い合わせたところ、windows 10 homeのバージョンが「1909」でないことが原因ということだったので、「WEBとメール」の制限をオフにした状態でWindows Updateでwindowsを更新しました。

再起動してESETの制限をオンにして確認したところ、ブラウザでのアクセスは改善されてるけど、Windows Updateの問題は改善されていませんでした。


仕事をしながらだったので、Windows Updateだけならと思い、この状態でいたのですが、仕事に使っているSoureTreeでリポジトリにアクセスする際にも問題が発生していることにも気が付きました。これはやってられないと思い、再度、サポートに問い合わせたところ、ESET Internet Securityの「ペアレンタルコントロール」が原因であることがわかりました。


Windows UpdateやSourceTreeでのbitbucketへのアクセスがペアレンタルコントロールの対象になってるんですって!
どんな判断なんでしょうね?


今まで問題なくアクセスできていたのが、いちいち設定しなくてはいけないのはとても手間なので、デフォルトで解除してもらえないか依頼しましたが、承認されるかどうかは不明とのこと。

今回のことがあって、長年つかってきたESET Internet Securityに対して思うこと。

1)
ある程度パソコンを利用しているので、解決まで行けましたが、そうでない場合、どうなるんだろうと思います。
例えば、ESET Internet Securityを更新する際に、windows 10 homeのバージョンが「1909」でない場合は、更新せずアラートを出すとかできなかったんでしょうか?

2)
Windows Updateがペアレンタルコントロールの対象ってある?同じ状況で利用しているユーザもいると思うけど問題になってないの?

3)
他にいいセキュリティソフトあるかなぁ?カスペルスキー?
乗り換えを検討したほうが良いのかもしれません。